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このヴァイオリンは私の好きな1666年N.アマティのモデルを元にして作ったものです。エレガントでありながら、その輪郭には存在感があります。
これは、バロック、モダンの両者において、私が好きなモデルのひとつです。
殆どのモンタニャーナチェロは大きく、かなりどっしりして見えるのが特徴です。
しかしこの楽器は、標準的な縦横比をしています。
今回は、モダンで製作しました。
5弦のバロックチェロです(1弦はE)。
ボディの長さ67cm、弦長は62cmとなっています。
この楽器は私のオリジナルのデザインです。歴史上のヴィオラ・ダモーレとは 旋律弦だけではなく、共鳴弦も含めて調弦は異なっています。
この楽器は弦が七つあり、同数の共鳴弦が同度に調弦されています。本体の長さは393mm、弦の長さは364mm、楽器の全長は約820mm。
この種の楽器は、イギリスではキットとも呼ばれていて、昔はダンスの教師などによって使われ、移動するときにポケットに入れて運ばれたことから「ポシェット」すなわち「ポケットの中で」と呼ばれるようになりました。
このような楽器が作られるようになったのは、音の質のためではなく、その使いやすさのためでしょう。
このコピーは17世紀にフランドル地方で作られました。作者は不明です。今は東京江古田の武蔵野音楽大学に保管されています。楽器の全長は470mm、弦の長さは276mmです。
1751年にパリでルドヴィック・ゲルサンが作った楽器を元にした五弦弦楽器。
これはガンバ属の中では最も小さく、弦はG-D-A-D-G、トレブル・ガンバはD-A-F-C-Gと調弦されています。本体の長さは331mm、弦の長さは328mmです。